top of page

振付は完全に覚えたら、1度忘れてください。

  • 執筆者の写真: AURORA
    AURORA
  • 2021年8月30日
  • 読了時間: 3分

振付は完全に覚えたら、

1度忘れてください。





先日のオンラインレッスンにて。

生徒さんに言った私のアドバイスです。

「フラメンコが上手になる、

という観点からのアドバイスとして

完全に覚えた

セビジャーナスの振付を忘れて下さい

そして

セビジャーナスの練習をしないでください」



セビジャーナスに限らず

覚えた振付を忘れないで

いつでも踊れるようにしたい。

そういう自分の

希望と楽しみで練習するなら

止めないです。

それで気分が良くなったりするなら

その方がいいと思うしね。



でも

練習をしないと下手になる、

上達しない、という

理由で練習をしているなら

やめてほしいなって思うのね。


いつも言うことは

フラメンコに関しては

自分で考えて練習したりすると

上達できないよってこと。

そもそも

練習した方が上手になるよ、とはいうけど

「セビジャーナスを忘れないように練習してね」って

話したことは一度もないのにね。

なんで練習するんだろう~

きっと

楽しいからだろう~って私は思っていた。



しかも

セビジャーナスに関しては

練習しなくていいってハッキリ言ってないにしろ

それに近いことは

何度も話している。



セビジャーナスっていう演目は

人気があって

スペインの盆踊り的な部分があって

構成上簡単。

だから

最初に習う事が多い。

だけど

本当にコスパが悪いな~

っていうのが私の本音。

かけた労力に対して

かえりが少ないんだよね。



私はフラメンコ初心者の頃から

セビジャーナスは片手間のお楽しみでいいって

割り切っていました。

ほかの

ゴリゴリのフラメンコ曲に時間を割いた方が

楽しいし

フラメンコは上達する。



生徒さんというのは

まず

セビジャーナスを4番まで踊れることにこだわるし、

踊れないと一人前じゃないって思っている。

実際そういう考えの指導者もいるだろう。

でも

私は

セビジャーナス1番だけでも

完璧に踊れていないのに

よく4番まで踊れることにこだわるよね~

っていう考えなんですよね。



勘違いしないで欲しいのは

セビジャーナス1番だけ

完全に1人で踊れるようになれば充分楽しめる、ということ。

まずは

そこを目指せば良いのにね~ってカンジ。



厳しい言い方になるけれど

4番までこだわる人の中でも

1番すら

なんだか曖昧な人もいたりするから。

そういうのを

「欲張り」って言うんだよ~カンジです。

欲張っていいけれど

そこまで

時間を割いて労力かけれる??



セビジャーナスは片手間のお楽しみ

だから

私がフラメンコショーでは踊る事は少ないです。

有名なフラメンコダンサーが

セビジャーナスを踊っているのを

あまり観たことがないと思う。

でも

私服で軽く踊っているのは

観る事はあるよね~



なにを練習しても良いし

どの曲を頑張るかは

自分の好きにして良いけれど。

もし

上達したのであれば

振付は完璧に近い状態で覚えたら1度忘れてしまいましょう。

そして

バージョンアップしてから

その曲を踊ることにしましょう。

そうしないと

なおした方がいいクセとか治らないから。



今一度

自主練習の参考にしてみてくださいね~

Kommentare


               AURORA  flamenco                                             

bottom of page